【防府とくぢ】トヨタ流「改善」で農業効率化へ 山口県立農大生が播種作業で実践
2026.06.04
山口県立農業大学校土地利用学科の学生5人は5月27日、防府市大道地区の(株)ファーム大道にて、トヨタ生産方式(TPS)を取り入れた「現場改善」の実習を行いました。全国の農業大学校で唯一となるこの授業を通じて、学生たちは作業の無駄を洗い出し、生産性向上への知恵を絞りました。講師にはトヨタ自動車株式会社の廣瀬光治氏を招き、作業の中にある「無駄な動き」や「やりにくい作業」を可視化し、自ら改善策を考える力を養うのが狙いです。実習では学生が2班に分かれ、一方が播種(はしゅ)作業を行い、もう一方がその様子を観察。「無理な姿勢になっていないか」など細かな動作に着目しました。その後の検討会では、「重労働を軽減するために苗箱を積むパレットの高さを1段減らす」「スムーズな動線を確保するために物の置き場所を変更する」といった具体的な改善策が上がりました。自ら課題を見つけ改善し続ける姿は、農業現場の効率化だけでなく、学生自身の大きな成長にもつながっていきます。




